2013年 12月 04日
晩秋のお出かけ 2 |
11.8
4:00PM 荒れ模様の日本海の高波に悲鳴をあげつつ島牧YH到着。
9月の後半にHUTTEで開催し、好評だったイベント「吉澤俊輔 北海道の木で
つくる暮らしの道具展」。その俊輔さんの生家が創業30年を超える道内旅人宿
の草分けであるここ、島牧YHであり、この日は商品の返品と火事で半焼して
しまった(ちょうとイベントでこっちに来ている最中に漏電があり…)工房兼自宅の
再生のお手伝いという2つの目的があった。夕食後は燃え残った床板の煤払い。
これは新築する家の資材となる。そして翌朝はエゴマの脱穀を少々。こちらは
「塗料が生産できれば、すべて身近なところからの材料で完結できる」という
こだわりから、みずから畑を耕し、栽培しはじめたもので、ゆくゆくはその作品
作りの大事な材料となるものだ。今のところはまだまだ量的に不足しているらしい
のだけれど。
ちなみに俊輔さんは風力と太陽光、双方の発電設備を導入して自家発電にも
取り組んで2年以上が経つ。きっかけは3.11で、原発の村とほぼ隣り合わせ
という現実が行動に拍車をかけているようだ。僕も含めておおくの人は
いろんな面での「自立」の必要性をわかっていながら、きっかけがないと、とか、
時間的な余裕が…とか言って遠ざけていることを軽やかに実践している。
その姿勢から、この先も刺激を受け続けたいと思っている。
11.9
9:00AM 快晴。島牧村発、往路とおなじく月腰高原を通って黒松内町へ
前職時代にいろんな仕事をさせてもらった、とても思い出深いまちである。
なので、道の駅のピザ屋さんとかブナリンカフェとかリトルトリーとか、黒ひげの
あんかけ焼きそばとか役場のひとびととか、食べたいもの、会いたい人が
あげればキリがないほどたくさんだ。晩秋の風景もゆっくり眺めたい。
しかし今回はスケジュールの都合上、泣く泣くほぼ素通り。
12:00PM 旧洞爺村のおともだちや伊達のメイちゃんにも心の中で手を振り、
さらに東へ車を走らせて向かった先は…
13:00PM ソーケシュ製パン×トモエコーヒー着
会計ごに時間をつくってくれて、ちょっとのあいだ近況報告会を。実直な人柄も
パンの香ばしさもまったく変わってなくて安心。そしてけっこうな数のお客さんで
賑わっていた。嬉しいなあ。おたがいがんばろー。
16:00 札幌入り
18:00 いよいよ、この旅のメインイベント「やんちゃな高校生から金融マンへ、
彼はいかにして華麗な変身を遂げたのか? そしてそもそも高校時代はほぼ接点の
なかった3人なのに、40を前にして食卓を和やかに囲めるのか?」 そんな謎解きも
楽しみな食事会in畠山家へ向かうのだが、待てよ、円山クラスという雑踏の中で
待ち合わせして、木村君が順調に年を重ねた僕を認識してくれるだろうか。
はたして大学の頃からかわらない、愛嬌のある笑顔が近づいてきて…
つづく
こんかいはほとんどの時間、カメラをかばんにしまいっぱなしでこの日は
まったく画像なし。せめて黒松内の夏の写真でものっけておこう。
やっぱり絵になるねえ、黒松内は。
4:00PM 荒れ模様の日本海の高波に悲鳴をあげつつ島牧YH到着。
9月の後半にHUTTEで開催し、好評だったイベント「吉澤俊輔 北海道の木で
つくる暮らしの道具展」。その俊輔さんの生家が創業30年を超える道内旅人宿
の草分けであるここ、島牧YHであり、この日は商品の返品と火事で半焼して
しまった(ちょうとイベントでこっちに来ている最中に漏電があり…)工房兼自宅の
再生のお手伝いという2つの目的があった。夕食後は燃え残った床板の煤払い。
これは新築する家の資材となる。そして翌朝はエゴマの脱穀を少々。こちらは
「塗料が生産できれば、すべて身近なところからの材料で完結できる」という
こだわりから、みずから畑を耕し、栽培しはじめたもので、ゆくゆくはその作品
作りの大事な材料となるものだ。今のところはまだまだ量的に不足しているらしい
のだけれど。
ちなみに俊輔さんは風力と太陽光、双方の発電設備を導入して自家発電にも
取り組んで2年以上が経つ。きっかけは3.11で、原発の村とほぼ隣り合わせ
という現実が行動に拍車をかけているようだ。僕も含めておおくの人は
いろんな面での「自立」の必要性をわかっていながら、きっかけがないと、とか、
時間的な余裕が…とか言って遠ざけていることを軽やかに実践している。
その姿勢から、この先も刺激を受け続けたいと思っている。
11.9
9:00AM 快晴。島牧村発、往路とおなじく月腰高原を通って黒松内町へ
前職時代にいろんな仕事をさせてもらった、とても思い出深いまちである。
なので、道の駅のピザ屋さんとかブナリンカフェとかリトルトリーとか、黒ひげの
あんかけ焼きそばとか役場のひとびととか、食べたいもの、会いたい人が
あげればキリがないほどたくさんだ。晩秋の風景もゆっくり眺めたい。
しかし今回はスケジュールの都合上、泣く泣くほぼ素通り。
12:00PM 旧洞爺村のおともだちや伊達のメイちゃんにも心の中で手を振り、
さらに東へ車を走らせて向かった先は…
13:00PM ソーケシュ製パン×トモエコーヒー着
会計ごに時間をつくってくれて、ちょっとのあいだ近況報告会を。実直な人柄も
パンの香ばしさもまったく変わってなくて安心。そしてけっこうな数のお客さんで
賑わっていた。嬉しいなあ。おたがいがんばろー。
16:00 札幌入り
18:00 いよいよ、この旅のメインイベント「やんちゃな高校生から金融マンへ、
彼はいかにして華麗な変身を遂げたのか? そしてそもそも高校時代はほぼ接点の
なかった3人なのに、40を前にして食卓を和やかに囲めるのか?」 そんな謎解きも
楽しみな食事会in畠山家へ向かうのだが、待てよ、円山クラスという雑踏の中で
待ち合わせして、木村君が順調に年を重ねた僕を認識してくれるだろうか。
はたして大学の頃からかわらない、愛嬌のある笑顔が近づいてきて…
つづく
こんかいはほとんどの時間、カメラをかばんにしまいっぱなしでこの日は
まったく画像なし。せめて黒松内の夏の写真でものっけておこう。
やっぱり絵になるねえ、黒松内は。
by noda0023
| 2013-12-04 20:58
| 旅